MCIの程度や認知症の進行度合いに応じて、デイケア部門で認知機能のトレーニングを恒常的に行うことで、MCIの症状改善や認知症への進行をできる限り防ぎます。
また、症状や居住地のご要望などから他院への紹介も行っています。
当院で定期的に診断を行ない、改善や進行度合いを把握しな がら、トレーニング にフィードバックし ていきます。
プログラムの一例
シナプソロジー ~運動と知的活動を楽しくミックス
シナプソロジーは、五感や認知機能へ新たな刺激を与え、認知機能の維持・向上を目指します。
できることより、できないことに着眼点を置き、脳が混乱することで脳を活性化させようとするものです。「スパイスアップ!」の掛け声のもと、皆さん笑顔で取り組んでいらっしゃいます。
本山式筋トレ ~前頭葉などを活性化
筋肉の動きを意識しながら体を動かすことで、感覚神経を脳につなぎます。
本山式筋力トレーニングは、ボディビルダーの本山輝幸氏(総合能力研究所 所長)が考案した認知症改善のためのトレーニング方法で、学術的な研究も行われています。
アタマ倶楽部 ~大人数で一緒に行うTVゲーム
簡単なコンピューターゲームです。画面に表示される質問項目に対して参加者全員で答えのスイッチを押します。
記憶や注意力のトレーニングです。
芸術療法(ARTMaN) ~クリエイティブな時間を認知刺激として応用
アートプログラムでアーティストの視点を共有すると、いつもの風景が違って見えます。
絵心がないから苦手、という方もご安心ください。ARTMaNのインストラクションに導かれて、描いたり切ったりしているうちに、何とも不思議な自分だけのアートが出来上がっています。
これらはプログラムの一例です。
月によっては別のプログラムになることがあります。